人間ドックで実り豊かな後半生を

多くの人は、不調を感じるまで医者を訪れない。いや、もっと言えば不調を自覚しながらも、決定的な痛みなどに襲われるまで、忙しさにかまけて検査に行かないという人も多い。しかし検査をするということは今の自分を知るということ。そこから自分の未来を知れば、打つべき手もわかる。人生100年時代を楽しむために、すべきことはまず「知る」ことだ。

Photo Satoru Seki Text Ichiko Minatoya

多くの人は、不調を感じるまで医者を訪れない。いや、もっと言えば不調を自覚しながらも、決定的な痛みなどに襲われるまで、忙しさにかまけて検査に行かないという人も多い。しかし検査をするということは今の自分を知るということ。そこから自分の未来を知れば、打つべき手もわかる。人生100年時代を楽しむために、すべきことはまず「知る」ことだ。

江東メディカルタワー総院長 リチャード・ヒデキ・カシンスキー
江東メディカルタワー総院長 リチャード・ヒデキ・カシンスキー
2010年京都大学医学研究科博士後期課程修了、2014年神戸大学医学部卒。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院麻酔科・集中治療科、東京大学大学院 医学系研究科法医学教室などを経て現在、広尾病院救命救急センター、コンゴ共和国シニアメディカルアドバイザー、スタンフォード大学医学部スタンフォード ソリューション共同創設者、あしなが育英会評議員などを務める。

自分の健康状態を把握するそこに日本の長寿の秘密がある

40代を境に、体力や集中力の低下など、老化の影響を感じる人が増える。だがそこで多くの人が決定的にどこか悪くなるまで病院に行かない。なんとなく不調という状態に慣れてしまい、その原因を突き止めずに、年齢のせいにして放っておく。

心和会グループ 江東メディカルタワー総院長のリチャード・ヒデキ・カシンスキー医師は、医療従事者と患者の繋がりの希薄化が、さらに拍車をかけていると語る。

「この四半世紀、科学の進歩は目覚ましく、それに伴って医療技術も飛躍的に進化しています。しかしそうした目まぐるしい進歩の中で、『診断の質の向上』『情報共有の迅速化』『作業効率の向上』といった点でのメリットが、思わぬデメリットをも生み出しています。例えば、各種検査の精度が高まった分、受診される方とじっくり話して病状を聞く必要がなくなり、医療を提供する側との絆が希薄化している、といったようなことです。これが『ちょっとした不調でも医者に診てもらう』とならない原因のひとつではないでしょうか」

受付を済ませて待機するブース。受診者同士があまり顔を合わせない配慮がなされている
受付を済ませて待機するブース。受診者同士があまり顔を合わせない配慮がなされている。

これはむろん医療を受ける側の原因ではない。それだけに医療提供側がそれに気付き、行動すれば、不調のまま過ごしている患者のQOL(クオリティオブライフ。人生の価値)を上げることができる。カシンスキー医師は、所属する心和会グループ全体を通して、「受診される方の声に耳を傾ける」という基本を大切にする姿勢を貫いている。

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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