独創性のアンサンブル

ドイツ・ザクセンの高級ウォッチメイキングの伝統を継承し、さらなる高みへと進化させ続けるA.ランゲ&ゾーネ。その技術力と美的創造性が高次元で融合した新作「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド“ルーメン”」が届いた。モデル名となっている三つの言葉から、このモデルの秘密を解き明かす。

Text Yasushi Matsuami

ドイツ・ザクセンの高級ウォッチメイキングの伝統を継承し、さらなる高みへと進化させ続けるA.ランゲ&ゾーネ。その技術力と美的創造性が高次元で融合した新作「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド“ルーメン”」が届いた。モデル名となっている三つの言葉から、このモデルの秘密を解き明かす。

ツァイトヴェルク・ハニーゴールド「ルーメン」
60秒、10分、60分が経過する瞬間、各ディスクが正確無比に切り替わる瞬転式のデジタル時刻表示機構を装備。従来のモデルよりもパワーリザーブを約2倍の72時間に向上させたキャリバーL043.9を搭載。4時位置に時表示を単独で進めるボタンも新たに設けられた。

腕時計愛好家から常に注目を集め、期待を超えるモデルでそれに応えてきたA.ランゲ&ゾーネ。「ツァイトヴェルク」は、中でも特別な位置を占める存在だ。機械式デジタル表示という独創的な機構の初代モデルの登場は2009年。9時位置の時表示と3時位置の分表示の計3枚のディスク全てが“瞬転式”。これを実現させた高度な技術力と独創的な意匠とが相まって、「ツァイトヴェルク」はランゲの“顔”の一つとなっていく。

ツァイトヴェルク・ハニーゴールド“ルーメン”
「ツァイトヴェルク・ハニーゴールド“ルーメン”」手巻き、ケース径41.9mm、ハニーゴールドケース×アリゲーターストラップ、ブティック限定取り扱い、世界限定200本、15,004,000円(予価)。

以降10年余りの中で、さまざまな進化を見せてきたが、今回の新作も刮目に値する。まずハニーゴールドケースが採用された点。ランゲのために開発され、専用使用権を有するこの18K素材は、名前の通りハチミツを思わせる柔らかくエレガントな光沢を特徴とする。特殊な素材配合と熱処理により、一般的な18K素材よりも硬度が高く、傷つきにくいメリットも備えている。

2010年に初採用されて以降、ハイクラスの特別なモデルにのみ使用されてきた。“ルーメン”エディションであることもポイントだ。半透明ダイヤルから複雑機構がのぞけることに加え、ディスク上の数字には蓄光顔料が施され、暗がりでの視認性を確保しただけでなく、それらが半透明ダイヤルを通して神秘的な表情を見せる。この“ルーメン”エディションもごく限られたモデルでしか製作されておらず、愛好家垂涎の的となってきた。

ツァイトヴェルク、ハニーゴールド、ルーメン。象徴的な3要素の奇跡的な競演を味わい尽くしたい。

●A.ランゲ&ゾーネ
TEL0120-23-1845

※『Nile’s NILE』2021年11月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
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