時と暦と宇宙の不思議

地球が太陽のまわりを一周する時間は365日と0.2422日。この端数の扱いを巡って、古来さまざまな方法が試みられ、暦の数奇なヒストリーを生んできた。そんな歴史や、宇宙と時間のロマンを、A.ランゲ&ゾーネの二つのパーペチュアルカレンダーモデルで、じっくりと味わう。

Photo Takehiro Hiramatsu(digni) Text Yasushi Matsuami

地球が太陽のまわりを一周する時間は365日と0.2422日。この端数の扱いを巡って、古来さまざまな方法が試みられ、暦の数奇なヒストリーを生んできた。そんな歴史や、宇宙と時間のロマンを、A.ランゲ&ゾーネの二つのパーペチュアルカレンダーモデルで、じっくりと味わう。

「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」自動巻き
「ランゲ1」として、初めてパーペチュアルカレンダー機能に特化したモデル。アイコニックなオフセットダイヤルの外周に独自のデイト表示、7時位置には122.6年で誤差1日のみという高精度ムーンフェイズを配し、その背景に昼夜表示ディスクを重ねた。PGケースにグレー文字盤を合わせ、落ち着きと華やかさを融合。
「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」自動巻き、ケース径41.9mm、PGケース×アリゲーターストラップ、3気圧防水、11,968,000円。

アイコン的な「ランゲ1」初のパーペチュアルカレンダーモデルは、2012年に発表された「ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー」だった。

これを含め、ランゲではパーペチュアルカレンダーと他の複雑機構とを組み合わせることが多かったが、今年の新作「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」は、この機能に特化した新キャリバーを初めて搭載した。

「ランゲ1」のオフセットされた表情を崩さぬよう、文字盤外周に設けられたリング式の月表示が、このモデルを特徴づけている。日付、9時位置のレトログラード曜日、6時の閏年表示、そして月表示の全てが瞬転式なのも、ランゲの技術へのこだわりを感じさせる。

天空の星を見て人類は時間を生み出し、暦をつくり、時計にそれを示す機能を担わせた。その長い道程を約40㎜の小宇宙に閉じ込めたパーペチュアルカレンダー。その妙味をランゲの2モデルでとくと味わいたい。

●A. ランゲ&ゾーネ
TEL 0120-23-1845 

※『Nile’s NILE』2021年12月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
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