銀幕の新星、クラレンドル

格付けシャトーでその名を知らしめるシャトー・オー・ブリオン、その流れをくむクラレンドル。この正統派ボルドーでありながら親しみやすさを備えたワインが、第95回アカデミー賞セレモニーの場を独占した。セレブリティーをも魅了するワイン、その歴史と製法に迫る。

格付けシャトーでその名を知らしめるシャトー・オー・ブリオン、その流れをくむクラレンドル。この正統派ボルドーでありながら親しみやすさを備えたワインが、第95回アカデミー賞セレモニーの場を独占した。セレブリティーをも魅了するワイン、その歴史と製法に迫る。

  • クラレンドルのワイン造りを率いるナタリー・バソ・ドウォーキンクラレンドルのワイン造りを率いるナタリー・バソ・ドウォーキン
    クラレンドルのワイン造りを率いるナタリー・バソ・ドウォーキン。
  • ドメーヌ・クラレンス・ディロンは、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン、シャトー・カンテュス、クラレンドルなど、世界的に高く評価されるワインを生産ドメーヌ・クラレンス・ディロンは、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン、シャトー・カンテュス、クラレンドルなど、世界的に高く評価されるワインを生産
    1935年に設立された家族経営のドメーヌ・クラレンス・ディロンは、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン、シャトー・カンテュス、クラレンドルなど、世界的に高く評価されるワインを生産。
  • クラレンドルのワイン造りを率いるナタリー・バソ・ドウォーキン
  • ドメーヌ・クラレンス・ディロン
クラレンドル

そのフラッグシップ「クラレンドル ボルドー・ルージュ」は、誕生以来世界のワインラバーから高く評価されている。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランで構成され、豊かな果実味と上品なアロマが特徴だ。シャトー・オー・ブリオン譲りの上品なフルーティーさは、カシスやラズベリーを思わせる。シルキーな滑らかさ、豊富なタンニンのしっかりとした熟成感がありながらも、重すぎず、さまざまな料理に合わせやすい。

ぜいたくな造り、バランスの良い味わい、手に取りやすい価格。ボルドーの良さを凝縮しつつも日常的に楽しめる、まさにデイリーボルドーだ。

白ワインの「クラレンドル ボルドー・ブラン」もまた、優れたボルドー・ブランのお手本のようなワイン。セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル……それぞれの特徴が見事に融合している。グレープフルーツやアカシアのような濃密なアロマ、桃やアプリコットのピュアな果実味。ミネラル感、フルーティーさと爽やかさの感じられる、気品あふれる仕上がりとなっている。

繊細な風味はフレンチだけでなく、和食にもよく合う。堅苦しさのない、懐の広さもまた魅力的だ。

今回大いに脚光を浴びたアカデミー賞セレモニーだけでなく、クラレンドルは映画やテレビの人気番組などで、数々のテーブルを彩って名をはせている。2022年だけでも20近くの映画や番組に出演したという。特に、ネットフリックスの大人気ドラマである『エミリー、パリへ行く』では、現在好評配信中のシーズン3にもその姿をのぞかせている。

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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