美音の系譜

長年積み重ねてきたからこそ表現できる世界観がある。国産随一の高級オーディオブランド、アキュフェーズは1972年の創業以来、一貫して高級機のみを手掛けてきた。オーディオ機器は工業製品でありながら、聴く人の心を潤す音楽を奏でる芸術的分野に密接した特徴を持つ。まさにアキュフェーズ製品は音の芸術を具現化する最良のアイテムだ。

Text Takashi Iwai

長年積み重ねてきたからこそ表現できる世界観がある。国産随一の高級オーディオブランド、アキュフェーズは1972年の創業以来、一貫して高級機のみを手掛けてきた。オーディオ機器は工業製品でありながら、聴く人の心を潤す音楽を奏でる芸術的分野に密接した特徴を持つ。まさにアキュフェーズ製品は音の芸術を具現化する最良のアイテムだ。

純A級ステレオ・パワーアンプ A-75、プレシジョンMDSD SA-CDプレーヤー DP-750、DDS FM ステレオ・チューナー T-1200
(上)純A級ステレオ・パワーアンプ A-75
マニアが憧れる流麗なサウンドを聴かせてくれる純A級方式を採用した、ステレオ・パワーアンプの最上位モデル。従来機よりもノイズを減らし駆動力も向上させている。重さ43.9kg、1,296,000円。
(左)プレシジョンMDSD SA-CDプレーヤー DP-750
従来機よりもディスク回転音を半分に減らした静音メカニズムを採用。D/Aチップに最新のES9028PROを搭載し、独自のMDSD&MDS++回路と相まって高精度かつ低ノイズな変換を実現。1,296,000円。
(右)DDS FM ステレオ・チューナー T-1200
コミュニティFM局の増加もあり、再び注目されているFMチューナーの最高峰。AM放送をFMバンドで聴くことができるワイドFMにも対応。内部をデジタル処理化することで特性を向上。388,800円。

アキュフェーズが創業した当時、日本国内はオーディオブームに沸き、市場は過当な販売競争の様相を呈していた。しかし、そうした大量生産・低価格化の流れから距離を置き、音の良さを追求し続ける道を創業メンバーたちは選択。まさに世界で一流と呼ばれるオーディオ製品を目指し、開発に当たってきた。

その歩みは平らなものではなかったが、45年以上にわたり積み上げてきた信頼と実績は、国内のみならず、オーディオ先進国であるドイツを始めとする海外のマニアにも浸透。今やアキュフェーズは日本を代表する孤高のハイエンドブランドとして世界的に評価されているのだ。

基本的なモデルチェンジのスパンは最短でも4年、長くて10年というサイクルで開発される。これは一つの製品を長く大事に使ってほしいという思いとともに、年月を重ねても陳腐化しない不変的な魅力と、最高の音、高性能な製品を作り出せるという設計陣の自信も込められている。

最上級チューナーT‐1200や、純A級ステレオ・パワーアンプ最上級機A‐75、一体型SACD‐CDプレーヤー最上級機DP – 750もそうした製品だ。

質実剛健なデザインはモデルチェンジしても大きく変えないこと、さらには創業当時の製品までさかのぼり、できる限りのアフターサービスを行える体制など、最高の音を届けるためにストイックな姿勢を貫く、実直さも魅力だ。

●アキュフェーズ TEL045-901-2771 

※『Nile’s NILE』2018年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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