ル・ムーリス・アラン・デュカス
×MUNI アラン・デュカス

かつて同じキッチンで働いた、「ル・ムーリス・アラン・デュカス」のエグゼクティブシェフ、アモリー・ブウール氏と、「MUNI KYOTO」のエグゼクティブシェフ、アレッサンドロ・ガルディアーニ氏が、3年の時を経て京都で再会。お互いの個性を生かし切った、至極のフォーハンズディナーが行われた。

Text Hiroko Komatsu

かつて同じキッチンで働いた、「ル・ムーリス・アラン・デュカス」のエグゼクティブシェフ、アモリー・ブウール氏と、「MUNI KYOTO」のエグゼクティブシェフ、アレッサンドロ・ガルディアーニ氏が、3年の時を経て京都で再会。お互いの個性を生かし切った、至極のフォーハンズディナーが行われた。

ル・ムーリス・アラン・デュカス×MUNI アラン・デュカス、京都
「ル・ムーリス・アラン・デュカス」のエグゼクティブシェフ、アモリー・ブウール氏(右)と、「MUNI KYOTO」のエグゼクティブシェフを務めるアレッサンドロ・ガルディア―ニ氏(左)。

京都・嵐山の渡月橋の目の前にある、西洋と東洋、伝統と現代を調和させた、全21室のスモールラグジュアリーホテル「MUNI KYOTO by温故知新」は、フランス料理界の重鎮アラン・デュカス氏が監修する二つのレストランを併設する。

そのメインダイニング「MUNIアラン・デュカス」で、去る2月26日、27日に、ミシュラン・パリの二つ星に輝く、「ル・ムーリス・アラン・デュカス」のエグゼクティブシェフ、アモリー・ブウール氏を招聘し、フォーハンズのコラボレーションディナーという、かつてない贅沢なイベントが行われた。

「MUNI KYOTO」のエグゼクティブシェフを務めるアレッサンドロ・ガルディア―ニ氏は、「オテル・ドゥ・パリ」内の「ル・グリル」に入店以来、デュカス氏に師事。ロンドンのホテル「ザ・ドチェスター」内の「ル・グリル」でシェフ・ド・パルティを務め、2016年から、パリ最古のパラスホテル「ル・ムーリス、ドーチェスター・コレクション」内の「ル・ムーリス・アラン・デュカス」に入店。その手腕を買われ、22年に「MUNI KYOTO」へ、という経歴を持つ。一方、アモリー・ブウール氏は、モナコの「ル・ルイ・キャーンズ」を皮切りに、アラン・デュカス氏の薫陶を受け、16年に「ル・ムーリス・アラン・デュカス」に入店し、20年にエグゼクティブシェフに着任。つまり、2016年から同じキッチンで苦楽を共にしてきた仲なのである。

そんな二人が再会し、3年間の空白を埋めるように京都で濃密な時間をともにした。コースの構成は、一皿ずつを交互に担当するスタイル。電話やメールで連絡を取り合い、ざっとメニューを決めたのち、来日後、京都中央市場を二人で見に行き、細かな部分を決定していったそうだ。阿吽の呼吸でそこにはなんの不安もなかったという。

正面にどんと飾られたシャガールの油彩が印象的なメインダイニング。そこには、アラン・デュカスの好みがいかんなく発揮されている。壁の上部にはデュカス氏自身のコレクションであるアンティークのリキュールグラスがずらりと並べられ、テーブルセッティングにもウォーターグラスは、一人ずつ異なるアンティークが配置される。バカラありサンルイあり……、夢のような美しさだ。まさにモダンと伝統の融合と言えよう。

ル・ムーリス・アラン・デュカス×MUNI アラン・デュカス、京都
フォーハンズディナーの会場となった「MUNI KYOTO」のメインダイニング。
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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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