ディープな味を肩ひじ張らずに

近年、ひときわの充実を見せる東京の中国料理。「膳楽房」も、そうした中で存在感を見せる存在。気軽なたたずまいでありながら、素材や調味料使いは本格的でディープ。オーナーシェフの榛澤知弥氏が作り出す、ややマニアック、それでいて生き生きとした風味で食べやすい料理が人気を呼んでいる。

Photo Haruko Amagata  Text Izumi Shibata

近年、ひときわの充実を見せる東京の中国料理。「膳楽房」も、そうした中で存在感を見せる存在。気軽なたたずまいでありながら、素材や調味料使いは本格的でディープ。オーナーシェフの榛澤知弥氏が作り出す、ややマニアック、それでいて生き生きとした風味で食べやすい料理が人気を呼んでいる。

中華菜 膳楽房、自家製の腸詰
自家製の腸詰は、榛澤氏の思い入れもひときわ強い一品。かつて食べた、今はなき小岩のマニアックな町中華「揚州飯店」の名物だった腸詰を再現している。肉をかみしめる印象の歯ごたえ、ソフトでジューシーな食感が特徴。

深い理論に貫かれた料理

神楽坂の表通りから1本入った場所にある「膳楽房」。オープンは2013年。親しみやすいたたずまいながらスタイリッシュな雰囲気も備え、老若男女から「気軽においしい中国料理を食べられる店」として人気を博している。

オーナーシェフの榛澤知弥氏は、東京・幡ヶ谷にある中華の名店「龍口酒家 チャイナハウス」で10年間働いてから独立した。もともと料理が好きで、大学卒業後は、アルバイトをしていた阿佐ヶ谷の名居酒屋にそのまま就職。その後、同店の常連客に教えてもらった「龍口酒家」に興味を持って食べに行き、一気に心奪われたのが、今に至る“ディープでありながら、素直においしい”というスタイルの中国料理との出合いだ。

「龍口酒家」は、同店のオーナーシェフである石橋幸氏の探究心がもたらす、他の店とは一線を画する料理で知られる店。そんな石橋氏の料理を、「10年を一つの節目として、しっかりと学ぶと決めました」

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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