土佐を丸ごと料理する

「エディション・コウジ シモムラ」のオーナーシェフ 下村浩司氏が「土佐を丸ごと料理する」ため高知に“上陸”! 舞台は、土佐湾を一望する高台に立つギリシャ風リゾート「ヴィラ・サントリーニ」。メインダイニング「ローグ」のシェフ 井原尚徳氏とともに、「山・川・海・そして人」をテーマに、高知自慢の食材+海外の食材を集結させた。

Photo Masahiro Goda  Text Junko Chiba

「エディション・コウジ シモムラ」のオーナーシェフ 下村浩司氏が「土佐を丸ごと料理する」ため高知に“上陸”! 舞台は、土佐湾を一望する高台に立つギリシャ風リゾート「ヴィラ・サントリーニ」。メインダイニング「ローグ」のシェフ 井原尚徳氏とともに、「山・川・海・そして人」をテーマに、高知自慢の食材+海外の食材を集結させた。

地方の魅力を再発見

土佐ジローの卵を使った落花生プリン
土佐ジローの卵を使った落花生プリン。「良心市」と呼ばれる無人販売所で手に入れたパットライスを黒潮町の黒糖と有機栽培の生姜のパウダーでコーティングしたものとともに。

「僕は今までどちらかと言うと海外に目が向いていましたが、今回、高知に通い詰めたことで日本の地方が持つ未知数の可能性に目覚めました。食文化はもとより歴史、経済、伝統文化などを教わる中で多くのおもしろい発見があったんです」

「今後はほかの地方でも、料理イベントなどを介した食材と人の交流を仕掛けたいですね。異質な文化や魅力的な個性がぶつかり合うところに新鮮な発見が生まれ、それが刺激になって何かしら新しい試みが生まれる。そう確信しています」

下村氏は今、外向き(海外)と内向き(日本の地方)の双方向で“下村ワールド”を広げようとしている。新展開に注目したい。

logue 井原尚徳氏

井原尚徳 いはら・ひさのり
1984年、高知県生まれ。2010年より高知市内のイタリアンレストランで研鑽を積んだ後、イタリアへ渡航。13年8月、ヴィラサントリーニ入社。同年12月、館内レストランのシェフに就任。18年、二つ星レストラン「レ・クレイエール」にて研修のため渡仏。20年と21年の『ゴ・エ・ミヨ』に掲載される。
 
​logue
TEL 088-856-0007

​エディション・コウジ シモムラ 下村浩司氏

下村浩司 しもむら・こうじ
1967年、茨城県生まれ。辻調理師専門学校卒業後、都内フランス料理店で修業を始め、 90年に渡仏。「ラ・コート・ドール」「マーク・ヴィエラ」「ギィ・サヴォワ」などで8年間修業を重ね、 98年に帰国。六本木「ザ・ジョージアンクラブ」を経て、2001年に乃木坂の「レストラン・フウ」のシェフに就任する。07年に独立し、08年には『ミシュランガイド東京』で二つ星を獲得。
 
●​エディション・コウジ シモムラ
TEL 03-5549-4562

※『Nile’s NILE』2021年7月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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