ジビエの神様

捕獲したばかりの鹿を素早く切り分け、30分程度ですべての肉を冷凍庫に収める。河戸さんが処理したジビエを食べるとガラッとイメージが変わるという。

Photo TONY TANIUCHI  Text Rie Nakajima

捕獲したばかりの鹿を素早く切り分け、30分程度ですべての肉を冷凍庫に収める。河戸さんが処理したジビエを食べるとガラッとイメージが変わるという。

わかさ29工房
全国の一流シェフから信頼されるハンターにしてジビエさばきの達人、河戸健さん。鹿も猪もつるしてさばく。ナイフは必ず83℃に沸かした湯で殺菌しながら処理をしていく。そのスピードはとにかく速い。

鳥取市内で鰻・郷恩料理「梅乃井」を営み「惣和会」の会長でもある宮﨑博士さんが「神様です」と、「わかさ29工房」の河戸健(かわとつよし)さんを紹介してくれた。

その道50余年の猟師にして、同工房の代表だ。この日、捕獲したばかりの鹿をつるし、包丁を熱湯消毒しながら素早く部位ごとに切り分け、わずか30分程度ですべての肉を冷凍庫に収める。速いが、美しい。まさに神業だ。

「速くないとせっかくの肉がダメになる。ハンターには、仕留めた後の処理の仕方もきちんと教えています」と河戸さん。その実力とこだわりは、何より肉に表れる。

「ジビエは苦手というお客様も、河戸さんが処理したものを食べると、ガラッとイメージが変わります。臭みがなく、柔らかい。こんなジビエは初めてだと驚かれる方も多いですよ」と宮﨑さんも絶賛する。

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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