日本の心に語り掛ける

かき氷専門店「ひみつ堂」店長の森西浩二さんは、元 歌舞伎役者。日本の伝統芸能の美意識や、お客様を驚かせる心、下町っぽさは、かき氷にも生かされている。夏と冬で氷の削り方も異なり、「体験として楽しいかき氷」を楽しめる。

Photo Satoru Seki

かき氷専門店「ひみつ堂」店長の森西浩二さんは、元 歌舞伎役者。日本の伝統芸能の美意識や、お客様を驚かせる心、下町っぽさは、かき氷にも生かされている。夏と冬で氷の削り方も異なり、「体験として楽しいかき氷」を楽しめる。

  • ひみつ堂 かき氷
    昔ながらの手動式削り器で、ひとつひとつ丁寧にかき氷を作っていく。
  • ひみつ堂 かき氷
    花火大会をイメージした店内。紺の壁に赤いちょうちんが鮮やかだ。
  • ひみつ堂 かき氷
    「かき氷でお客様を驚かせ、楽しませたい」と笑顔の森西さん。
  • ひみつ堂 かき氷
    自然の寒さで育った天然氷。森西さんは採氷にも参加している。

ひみつ堂のかき氷は一年中営業しており、夏と冬で氷の削り方を変えている。夏は氷に対して削り器の刃をわずかに立てて氷感を増し、冬は極限まで刃を寝かせてふわふわに削る。
かき氷は本来、涼をとるための食べ物だ。そのため、夏は氷を食べる満足感を味わってもらい、冬は体が冷えないよう冷たさを抑え、よりスイーツ的に楽しんでもらうという方針だという。通年メニューはいちごみるくのみ。逆に旬の食材を使った季節ごとのメニューは非常に充実している。

例えば、9月のおすすめは「生ぶどう三昧」だ。巨峰の皮を煮出した蜜に、皮をむいた実をトッピングしてあり、まるごと食べられる大きなぶどうのよう。蜜の紫色と実の黄緑色の対比とともに、秋を鮮烈に感じる商品だ。

味覚的にも視覚的にも楽しく、驚きに満ちたひみつ堂。そこで出合えるのは、日本の伝統芸能の美意識に裏打ちされた、体験としての「かき氷」なのだった。

●ひみつ堂
東京都台東区谷中3-11-18
TEL 03-3824-4132
himitsudo.com

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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