時代を超えてつながる種って、すてきです

京都市北部、上賀茂。平安京ができる以前から京野菜の栽培が盛んだったこの土地に、100年以上にわたって代々受け継がれてきた種子を守り、野菜を育て続けてきた「田鶴農園」がある。

Photo Masahiro Goda Text Izumi Shibata

京都市北部、上賀茂。平安京ができる以前から京野菜の栽培が盛んだったこの土地に、100年以上にわたって代々受け継がれてきた種子を守り、野菜を育て続けてきた「田鶴農園」がある。

京都

京都市上賀茂で野菜作りを続ける田鶴均さん
京都市上賀茂で野菜作りを続ける田鶴均さん。現在は母・息子と親子三代で農園を営んでいる。サークル活動の一環として京都大学の学生が作業を手伝いに来るなど、田鶴さんを慕う若者も多い。

雨上がりの京都には、強い日の光が容赦なく照り付けていた。遠景に広がるのは大きな青空。上賀茂神社の神主など、神職の住宅が集まる社家町に、田鶴均さんの自宅がある。瓦屋根付きの立派な門構えは、少しずつ修繕を重ねつつ、200年以上の歴史を刻んでいるという。周囲の家々も、古い日本家屋が多い。そんな穏やかな街並みから車で15分ほどの位置にあるのが、“田鶴農園”だ。

「昨日ずっと大雨やって、急に暑くなるとかないません。もっと本当はきゅうりがシャキッとしているんだけど、きゅうりも人間と一緒ですね」
雨よけのシートを直しながら、はにかむ田鶴さん。代々、この地で農業を続ける家系に生まれた彼は、高校を卒業したのちに農園を継いで、野菜作りは今年で40年近くになる。

田鶴さんが作っているきゅうりは2種類。ひとつは一般的な緑色のきゅうり。そしてもうひとつは、色白でひょろりと長い “あさかぜきゅうり”だ。

一般的なきゅうり(上)とあさかぜきゅうり(下)の断面
一般的なきゅうり(上)とあさかぜきゅうり(下)の断面。あさかぜきゅうりは、皮だけでなく実も白っぽい。
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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
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Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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