梅安・江戸の料理 2

映画『仕掛人・藤枝梅安』の料理仕掛の監修に当たった「分とく山」総料理長・野﨑洋光さんに、梅安お墨付きの江戸の料理を披露していただこう。

Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba

映画『仕掛人・藤枝梅安』の料理仕掛の監修に当たった「分とく山」総料理長・野﨑洋光さんに、梅安お墨付きの江戸の料理を披露していただこう。

分とく山 江戸の料理
分とく山 江戸の料理。

映画『仕掛人・藤枝梅安』には、池波正太郎さんらしい“料理仕掛”がふんだんに盛り込まれている。料理や食事の場面も、大きな見所の一つだ。

江戸の料理を味わった仕掛人コンビ、豊川悦司&65286;片岡愛之助さんは、こうささやき合ったそうだ。「食のシーンはもうワンテイク撮りたいね」
梅安のお墨付きを得た江戸の料理を披露していただくとしよう。

浦里

分とく山「浦里」
山名屋浦里という花魁にちなむ料理。大根おろしと種を抜いた梅干し、もみ海苔、おかかをあえ、醤油をちょっと落として食す。花魁が気に入った客にだけ、朝、手ずからささっと作ってくれたという。いたってシンプルだが、背景の物語を含めて、なかなかオツな味わいである。

鰹節めし

分とく山「鰹節めし」
炊きたて、熱々のご飯に、削りたてのおかかとネギをかけたもの。山葵を薬味に、醤油をたらす、それだけでおかずいらずの立派なごちそうだ。梅安は時に鰹の中落ちをづけにした鰹めしを味わうことも。当時、鰹は高級魚だったから、かなりぜいたくな一品である。
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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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