緑あふれる湧水の都

Text Nile’s NILE
緑あふれる湧水の都, 山梨県都留市
毎年9月に行われる「ふるさと時代祭り」。色とりどりに飾られた屋台や江戸の衣装に身を飾った大名行列が見どころ。

富士山のふところに抱かれた自然豊かな山梨県都留市。作家の故田中澄江氏が選定した「新・花の百名山」に選ばれた三ツ峠山・二十六夜山・九鬼山などの個性豊かな山々に囲まれ、富士山からの清らかな伏流水が湧き出ており、市内の「十日市場・夏狩湧水群」は平成の名水百選にも選定されている。城下町として栄えた風情が今もただよう同市には、松尾芭蕉(ばしょう)が過ごした桃林軒を復元した建物や、江戸時代の大名行列を壮大に再現したふるさと時代祭りや、将軍御用のお茶を調達するため宇治に派遣された茶壷道中など、いたるところで歴史と文化を感じることができる。現在は市内に大学が三つあり、若者のにぎわいも感じられるほか、日本で唯一時速500㎞で走行する超電導リニアが間近で見られる県立リニア見学センターを有しているのも特徴だ。

甲斐絹(かいき)発祥の地として古くから栄えた都留市は、ネクタイ、傘地、高級羽毛ふとんなどのほか、湧水を利用したわさびやいちご、甲斐サーモン 富士の介など特産品も豊富。なかでもおすすめなのが盛上駒(もりあげごま)一筋の駒師が製作した将棋駒だ。その作品のレベルの高さは定評があり、日本将棋連盟の暦の表紙にも掲載されたほか、2018年11月に行われた竜王戦第3局でも採用されている。製作者の遠藤正己氏は、59歳から将棋の駒作りを始め、わずか7年でタイトル戦で羽生善治竜王に採択された腕前を持つ名匠だ。ふるさと納税の返礼品として採用されているのでぜひチェックしてみてほしい。

緑あふれる湧水の都, 山梨県都留市
1品限定の「寉峯(かくほう)」作 将棋駒、寄附額1,200,000円。 御蔵島(みくらじま)産黄楊(つげ)を使用し、「錦旗に始まり錦旗に終わる」ともいわれる錦旗書で影水写の書体を使用。駒師の遠藤氏は、駒作り7年目で将棋界の最高棋戦に採用された名匠だ。

都留市役所企画課
TEL 0554-43-1111

※『Nile’s NILE』2025年8月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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