お伊勢さんの森 ー伊勢神宮ー

Photo Takeshi Ijima  Text Rie Nakajima
お伊勢さんの森、伊勢神宮、NilesNile4月号特集
宇治橋から望む五十鈴川。森と川と空が広がる、2000年変わらぬ自然の中に日本の最高神、天照大御神が鎮座する内宮がある。外宮には衣食住を始め全ての産業の守り神、豊受大御神が祭られている。

五十鈴川に架かる宇治橋を渡ると、参道は深い森に包まれる。森の厳かな空気と静けさが、人々を天照大御神が祭られる皇大神宮(内宮)へと導いていく。

約2000年前、「大御神の御心にかなった最も美しい永遠の宮み や処どころ」として、天照大御神が五十鈴川の川上に祭られた。いにしえの日本人を魅了した森と建築の美意識は、今も変わらない姿でここにある。

第62回を迎えた式年遷宮に当たり、まず行われたのが御用材を伐採する祭儀だ。65棟もの殿舎を造営するために、樹齢400年以上の巨木を始め大量の檜が大切に用いられた。内宮、外宮両宮の宮域林では、今も200年後の御用材の確保を目標に檜が育成されている。

遷宮後、神宮は建設当初の姿となってよみがえる。ここに国を若返らせ、永遠の発展を願う意味が込められているという。古材も決して無駄にせず、全国の神社に再利用され、その心を伝える役目を果たしている。

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※『Nile’s NILE』2024年4月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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