村上隆 もののけ 京都

日本を代表する現代美術家・村上隆の個展が、国内で8年ぶりに開催されることが決まった。ポップで可愛らしい表現ながら、アートへの批評精神を持ち続け、常に現代美術の最前線を走ってきた村上。多数の新作を含む本展で、彼の芸術世界を体感したい。

Text Mizuki Ono

日本を代表する現代美術家・村上隆の個展が、国内で8年ぶりに開催されることが決まった。ポップで可愛らしい表現ながら、アートへの批評精神を持ち続け、常に現代美術の最前線を走ってきた村上。多数の新作を含む本展で、彼の芸術世界を体感したい。

村上隆《かわいい夏休み(黄金の王国の夏休み)》(参考作品) 2008年
デザインデータ 3000×9000㎜  ©2008 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

伝統とモダンの響き合う京都で人々と芸術の営みに寄り添い続け、今年度には開館90周年を迎える京都市京セラ美術館。同館で2024年2月から、日本を代表する現代美術家・村上隆の個展「村上隆 もののけ 京都」が約7カ月にわたって開催される。

村上は、1990年代から実に30年余り、日本の現代アートを牽けん引いんし続けてきた作家だ。日本のアニメやフィギュアの表現方法を落とし込んだ絵画、立体作品を多く制作しており、過去にはロサンゼルス現代美術館やヴェルサイユ宮殿で個展を開催するなど、国外での評価も高い。ルイ・ヴィトンとのコラボレーションも有名で、カラフルなロゴの財布や独特の表情でほほ笑む花のモチーフで彼を知る人も少なくないだろう。村上の作品は、所有することで非日常感をもたらし、特別感を演出する。アートマーケットにおいても大きな存在を放つ作品の多くは、海外の美術館やコレクターの手に渡り、愛されている。

国内での個展は実に8年ぶり。今回の京都市京セラ美術館での開催は、東京以外では初めての大規模個展だ。

撮影:Museum of Fine Arts, Boston ©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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